血液の病気

血液の病気について

血液の病気は主に「赤血球の病気」「白血球の病気」「血小板・異常出血の病気」に分けられます。

赤血球の病気

赤血球の病気として代表的なものが「貧血」です。貧血は血液が薄くなった状態で、ヘモグロビン濃度が基準値を下回った場合に貧血とされます。当院では、検査を通じて適切な診断と治療をおこないます。

また、貧血の他「赤血球増多症」と呼ばれる赤血球数が増加して生じる病気もあります。

白血球の病気

白血球は主に体内で感染を予防する働きを持っています。その増減により、「白血病」「顆粒球減少症」「無顆粒球症」などの病気を引き起こします。また、白血球の一種であるリンパ球が炎症やがん化で増殖したり、リンパ節が腫脹することがあります。代表的な疾患に「悪性リンパ腫」があります。

血小板・異常出血の病気

血小板は、出血を止める働きを持っています。血小板の増減により「血小板減少症」や「本態性血小板血症」などの病気を引き起こします。
また、血液を固めるたんぱく質を生まれつき持たない血友病と呼ばれる病気もあります。