ポストコロナの感染予防対策

はじめに

2023年5月にコロナウイルスが感染症法5類への分類変更となり、この4月からコロナ関連診療も通常診療として扱われることになりましたが、新たな未知の感染症が流行する可能性があります。当院としましては、ポストコロナの感染予防対策として、感染弱者の方のご来院を念頭に入れて皆様に以下の点にご協力いただければと思います。

患者様にお願いしたいこと

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1ご来院時のマスクの着用へのご協力のお願い

感染症の飛沫感染防止のため、ご来院時に咳エチケットの励行とともに、皆様にマスクのご着用にご協力いただいております。マスクを着用されていない方に対して、職員からマスクの着用をお願いする場合がありますので、ご協力いただければと思います。

2発熱や風邪症状がみられる場合のお願い

発熱や風邪症状を有する方は、来院前の診療時間内にお電話でお問い合わせください。

当院の感染対策の取り組み

1パーテーションの設置

飛沫感染予防対策として、受付およびソファー間にパーテーションを設置しております。(今後状況により撤去、再設置の可能性があります。)

2待合室での距離の確保と接触感染防止対策の実施

患者様がお座りになるソファーにアクリル板を設置し、待合室にある各種月刊誌や週刊誌は、接触感染の原因になるため撤去して、一セットずつ持ち帰ることのできるパンフレットのみに見直し、接触感染対策を行っております。

3空気感染・飛沫感染防止対策

ウイルスをはじめとする院内の除菌に心がけ、次の対策を行っております。

1空間除菌消臭装置「エアロピュア」

NHK等でも紹介されましたが、深紫外線LEDの技術を活用した、菌やウイルス(コロナウイルスやインフルエンザ)、匂いなどを低減し空間の除菌・消臭に特化した装置です。取り込んだ空気に深紫外線LEDを照射し排出する循環型の機構で、除菌効果のある物質を排出することはありません。
また、深紫外線LEDは装置の中に組み込まれており、直接人体に照射されることはありません。深紫外線LEDと光触媒フィルターで菌やウイルスのDNAを変性させ増殖を抑制し、悪臭の原因物質・アレル物質を分解します。定期的に交換が必要なフィルターは使用していません。

2空気清浄機

院内に複数の空気清浄機を設置し、換気と併用して、院内を常にきれいな空気で保つように心がけております。

3換気

寒くならないようにエアコンを用いながら、窓の一部分明け、複数のサーキュレーターを各所に配置して換気に心がけております。

4加湿

理化学研究所のスーパーコンピューター富岳を用いた研究でも明らかにされましたが、湿度の低下は飛沫を飛びやすくなるため、院内複数の加湿器で湿度50-60%を保つようにしております。

当院の感染防止対策設備のご紹介

1空間除菌消臭装置「エアロピュア」

Aeropure(エアロピュア)は、医療品質の安全で安心な空気をコンセプトに医療機器メーカーである日機装株式会社が開発した空間除菌消臭装置です。

深紫外線LEDと光触媒フィルターで菌やウイルスのDNAを変性させ増殖を抑制し、悪臭の原因物質・アレル物質を分解します。 定期的に交換が必要なフィルターは使用していないのも特色の1つです。

2空気清浄機

コロナウイルスほかウイルス対策として、院内には複数台の空気清浄機を設置しています。

<設置している主な機器とその特色>

  • 「ナノイー」搭載の空気清浄機 ウイルスや菌、アレル物質などさまざまな汚染物質に効果を発揮する技術で、見えない空気の汚れ(花粉、アレル物質)を抑制し、タバコ臭、ペット臭、生乾き臭などの脱臭効果も持った、加湿機能付きの空気清浄機。
  • プラズマクラスター搭載空気清浄機 高濃度プラズマクラスター技術を搭載し、脱臭フィルターや集塵フィルターを備えた空気清浄機。「気流による循環集塵」で空間洗浄を行う空気清浄機。
  • 2種類の気流を送り出す事のできる空気清浄機 「ニオイセンサー」「ハウスダストセンサー」の2つのセンサーを備え、空気の汚れ具合を検知して、最適な空気の流れを作り、効果的に室内の空気から「花粉」や「ニオイ」をしっかり吸い込む空気清浄機。

3加湿器

院内に複数の加湿器を設置することで湿度を50-60%の一定条件に保ち、ウイルスの動きが弱くなる環境を作っております。

<設置している主な機器とその特色>

  • フィルターにヒーターで暖めた風を当てて加湿する「温風気化式」と、室温の風を当てて気化させる「自然気化式」を、自動で切り替え運転する気化ハイブリット加湿器。
  • 吸水・放水性に優れた加湿フィルターを持ち、湿度や温度の変化に応じてきめ細かな湿度コントロールを自動で行う機能を持つ加湿空気清浄機。
  • コンパクトモデルで運転音が小さく、しっかりと水をキープし、たっぷり加湿する気化式加湿器。

4サーキュレーター

窓の一部を開け、空気の通り道を作り、さらにサーキュレーターを併用することで室内の空気を循環させ、より効率よく換気を行っております。

<設置している主な機器とその特色>

  • 直進性のある風で、室内の空気の循環や、新鮮な外気を取り込むのに適しているサーキュレーター。
  • ターボモードを搭載した、首振り機能付きのサーキュレーター。