各種検査(エコー[超音波]・血管年齢検査)
エコー(超音波)検査について
心臓、頸動脈のみならず、腹部、甲状腺のエコーについて、専門の検査技師が行える体制をとっております。超音波検査は、基本的に苦痛の少ない検査ですので、体の負担がかからず、安心して検査をお受けいただけます。
血管年齢(動脈硬化)の
検査について
血管年齢をはかることで、心筋梗塞や脳梗塞の危険度を知り、予防法をお教えいたします。
血管年齢は、CAVI(キャビ)と略される血圧脈波測定装置で検査され、血管の硬さと詰まり具合を調べることができます。検査は、両手と両足に血圧計のようなものをまき、胸には心臓の音をひろう集音装置をつけ、5分ほどベッド上に横になっているだけで終わりです。とくに痛みはともないません。類似の機械のように、血圧に左右されることがなく、正確な評価ができます。
食生活や運動不足、お腹まわりの気になる方は、是非ご相談ください。
※検査当日は、下肢を圧迫するような洋服、ストッキングの着用はお避けください。
※血管年齢の検査は、予約の必要はございません。
ホルター心電図
(24時間携帯型心電図)
ときどき生じる症状(胸痛、動悸、息切れ、めまい、意識消失等)の原因について、通常の心電図ではとらえられないような場合に、24時間ないしそれに近い時間かけて携帯型心電図を装着していただくことで、不整脈や狭心症などの診断に有用です。
24時間自由行動下血圧測定
血圧が正常な方は、通常、昼間の血圧に対して夜間の血圧が10~20%低くなるパターン(ディッパー型)を示します。しかし、なかには血圧日内変動のリズムが狂っていて、夜間に血圧が低くならない方(ノン・ディッパー型)や、夜間に血圧が極端に下がりすぎてしまう方(エクストリーム・ディッパー型)がいることが分かってきました。このうち、ノン・ディッパー型の方では脳血管障害や心肥大などの合併症や臓器障害が起こりやすいことが分かっています。またエクストリーム・ディッパー型の方でも、はっきりとした結論にはなっていないものの、症状を伴わない脳梗塞になりやすいという研究結果もあります。
このように血圧の日内変動をみると、合併症の危険性が分かることがありますので、高血圧の治療では家庭血圧の測定や24時間自由行動下血圧測定(ABPM)が勧められます。
→現在、感染症対策のため本検査は休止とさせていただいております。
終夜睡眠ポリグラフィー
(睡眠呼吸モニター検査)
睡眠中のいびきや呼吸苦のある方に対して、睡眠中に装着していただくことで、睡眠時無呼吸症候群等の診断をいたします。