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新型コロナワクチンについて

新型コロナワクチンについて

【ワクチンの効果・有効性】(2月2日)


 ワクチンというものは、感染症に対する免疫をつけたり、強めたりすることで、感染症の社会での流行、個人の発症や重症化を予防します。
新型コロナワクチンでは、発症や重症化の予防効果が期待されています。
現在承認申請されているワクチンは、新型コロナウイルスが人の細胞に入るためのカギとなる、スパイクタンパク質に対する免疫をつくるものです。
このワクチンについて、海外で、実際にワクチンが入っているかどうかを明かさずに、ワクチンの入った注射をしたグループと、ワクチンの入っていない注射をしたグループを比較したデータがあります。
それによると、ワクチンの入った注射をしたグループで、新型コロナウイルス感染症の症状が出た人の数が、ワクチンの入っていない注射をしたグループより、95%少なかったと報告されています。これを有効率95%と言います。
これは、例えば、「ワクチンを打っていない」1万人のグループで100人が発症した場合、「ワクチンを打った」1万人のグループでは発症者を5人に抑えられるということです。
いつものインフルエンザワクチンの有効率が40~60%と報告されていることを考えると、高い効果とされています。
政府としては、できるだけ早期に、安全で効果的なワクチンを皆さまにお届けできるよう、取り組んでいます。

出典: www.kantei.go.jp

【ワクチンの副反応】(2月2日)


 ワクチンを打ったあと、打った場所の腫れ・痛み、発熱、頭痛などの副反応が起こることがあります。
治療を必要としたり、障害が残るほどの重いものは、極めて稀ですが、ワクチンによる何らかの副反応が起こる可能性はゼロではありません。
現在承認申請されている新型コロナウイルスのワクチンについても、打った場所の痛みが66~83%の方にあったことが報告されています。また、38度以上の発熱が、2回目の接種後11~16%の方に発生したと報告されています。
アメリカでは、1月18日までに、ワクチンの接種による急性のアレルギー反応であるアナフィラキシーが100万人に5人程度報告されています。日本でも、ワクチン接種後に会場で一定時間様子を見て、万が一アナフィラキシーが起こっても、医師や看護師が必要な対応を行うこととしています。
このワクチンの承認にあたっては、国内外のデータを用いて、発症や重症化の予防などワクチン接種のメリットが、副反応のデメリットよりも大きいことを確認していきます。
政府としては、安全性に関する情報を、適切に収集し、国民の皆様に提供していきます。

出典: www.kantei.go.jp

新型コロナワクチンについて | 首相官邸ホームページ より引用


新型コロナワクチンについて皆様に知ってほしいこと
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